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<MERCEDES−BENZ A160AvantgardeLTD>

1997年、スウエーデンで行われた自動車の安全性を確認するための走行テストで、急ハンドルを切ったMERCEDES−BENZの新型小型車が転倒するという事件があった。この転倒の様子は日本のTVでも報道された。この報道は私の心に鮮烈に残った。MERCEDES−BENZの車が転倒したという事実よりも、この先進的な小型車のフォルムのインパクトにおいて。その後、この新型車にはESP(Electronic Stability Program)が搭載されるなどして、安全性が確保されて販売されたと報道された。

これがA-Classである。時を経た2001年、マイナーチェンジの後に発売された限定車であるA160 Avantgarde LTDの実物を展示会で見た。私と妻は、そのフォルム、色、サイズ、安全性、プライスにすっかり惚れ込んでしまった。
私が住むような田舎では、MERCEDES−BENZというだけでちょっと敬遠したくなるイメージ(どちらかといえばマイナスな)があり、購入するのにはちょっとした勇気も必要であった。でも、MERCEDES−BENZの中では最もリーズナブルな車であり、妻子の安全を購入するという観点から車を選ぶのであれば最適な車ではないか!・・・・・などと思い新車購入した(諸般の経済事情より5年のローンでしたが(笑))。

愛しのA160AvantgardeLTDあれから8年。途中で車体にコーティング処理を施したりしながら、ピカピカの状態で現在に至っている。この間の家族との思い出の多くは、このA-Classとともにあるといっても過言ではない。とにかく、その安全性への信頼感は抜群である。今まで家族を守ってくれて本当にありがとう!。30代における最も高額な散財であったけれども、購入に悔いがなく、満足度は高い。そういえば、最近、ドイツからの客人を乗せてドライブしたが、彼らも大絶賛。日本の小さな町並みの小さい道路事情にフィットするのは、まさにA-Classだと。

ところで、最近(2008年)には、私の住むような田舎でも小型外車ブームが到来している。もう、MERCEDES−BENZに対するステレオタイプなイメージも崩れており、A-Classも結構見るようになっってきた。そのフォルムの斬新さは現在でも健在だけれども、やはり人と異なる車をドライブしているという高揚感は薄れてきた。Over40のファミリーとしては、そろそろ奇をてらわずに、普通の乗用車に買い換える季節になってきているのかもしれない。いや、いや、A-Classに代わる信頼感がある車はそうそうない。妻子の乗る車は、次も、新型のA-Classがいいかな。或いは、より剛性の高い車種にしようかな。(2008/12-2009/1)

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