このウエブサイトは、80年代バブルへの郷愁から刹那的な消費に走るふつつか者である私(over40)が、購入或いは頂いた数々の物品を独断と偏見で褒めまくるウエブサイトである。或いは、私の消費を正当化するために、私がいかに価値のあるものを購入したかというの情報を発信するウエブサイトである。或いは、先細りの内需を刺激するために、これから私が身を削って購入しようとするもの、熱烈に欲しいものの情報を発信するウエブサイトである。 |
<TOKYO POTER MADE ダレスバッグ > 資格士業を志したときから、いつか、「Doctor’s bag」、「Lawyer’s bag」、「Dulles bag」、などと呼ばれるバッグを所持しようと考えていた。枠状の金具で規定された開口部が「がま口」みたいにガバッと開く、例のやつである。 このバッグは、「Doctor’s」、「Lawyer’s」、「Dulles」(アイゼンハワー政権の国務長官の名前)などと銘銘されているように、社会的な責任を負っている者が使用するというイメージがある。身に着けているものを含めた自分の外観(ルックスや携行品の印象)が他人様に与える影響は計り知れない!と悟っているのが、人生経験豊かなOver40なのである(笑)。ビジネスにおいてこのイメージを利用しない手はない。
注文が多すぎるせいか、なかなか、欲しいものが見つからなかった。 もう、2、3年、探し続けていた。 しかし、出会いは突然にやってくる。 某所にあるセレクトショップ「SHIPS」(BEAMSやUnited ArrowsでないところがOver40として泣かせます)にブラリと入ったとき、飾り棚の上にポツンと品のいい黒いバッグがあったのである。どうしても気になり、店員さんに見せてもらうと、ちょうど探していた条件にマッチする。サンプル品か何かのようである。定価もリーズナブルだが、値札はさらに割安なものとなっている。 即、買いである。 家に帰ってからバッグを見ると、内側のタグに「TOKYO POTER MADE」と書いてある。納得である。「吉田カバン」や「土屋鞄製造所」のバッグには、「リーガル」と同様に日本ブランドならではの信頼感と謙虚さを感じる。その佇まいに惹きつけられる魅力がある。ネットで調べてみると、既に廃番の「ノーブル」というシリーズのようである。なかなか良いものをチョイスした!と悦に入る私である。これから、数年間は、このバッグと共に過ごすことになりそうだ。 <<探しモノ指数:35000 自己満度95%>> |
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