このウエブサイトは、80年代バブルへの郷愁から刹那的な消費に走るふつつか者である私(over40)が、購入或いは頂いた数々の物品を独断と偏見で褒めまくるウエブサイトである。或いは、私の消費を正当化するために、私がいかに価値のあるものを購入したかというの情報を発信するウエブサイトである。或いは、先細りの内需を刺激するために、これから私が身を削って購入しようとするもの、熱烈に欲しいものの情報を発信するウエブサイトである。








<スピードマスター>

高校入学のお祝い時に初めてSEIKOの腕時計を買ってもらったのがOver40の私と腕時計の出会いである。卒業進学シーズンには、今では考えられないくらいのTVCMが流されており、これらのCMに踊らされるままに購入したと記憶する。
初めて自分で時計を購入したのは、社会人になってからだろうか。ケースに純銀を使用したCITIZENのクラブラメール(参照)であったと思う。今のような大型のフェイスではなく、薄くて、小さくて、カワイらしいトラッド風の時計であった。当時の私には、TPOで時計を付け替えるなんて発想がなく、いつでも、どこでも、この時計をしていた(笑)。その後は、お手ごろなものを、気に入った時に購入するようになった。例えば、TIMEXのINDIGRO。この時計は、光る文字盤と、茶色の編み込みの皮ベルトが特徴の時計で、かなり流行った(なんと、妻も所有していた)。他にも、例えば、プラスチックケースで時刻のところが国旗になっている時計(メーカー失念)とか・・。

90年代になると、高級な機械式時計のブームがやってきてた。私も30代となり、一生モノの時計がひとつあっても良いと思うようになっていた。この頃の私は果樹園で汗を流して働くという労働スタイルであったから、繊細なデザインの時計よりも、堅牢なクロノグラフが欲しかった。その頃のクロノグラフの定番は、オメガか、タグホイヤーか、であった(ロレックスのデイトナはちょっとエクスベンシブ過ぎた)。甲乙つけがたい両者であるが、オメガのスピードマスターには、アポロ11号が人類初の月面着陸を成功させたとき(1969年)に、アームストロング船長が身に着けていた時計だという逸話がある。Over40の理系の私には、この手の宇宙開発話に弱い。

結局、チョイスしたのはオメガのスピードマスターであった。妻と相談しながら、フエイスのデザインもベルトのデザインも奇を衒うことがないシンプルなものを選んだ。

この時計は、装着したときに腕によく馴染み、必要以上に主張しないのが嬉しい。もう10年以上も所有しているけれど、オフィスワーカーとなった今のスーツにも良く合う。まさに、一生もの時計となるだろう。そろそろオーバーホールをしてあげなくては・・・・。(2009/8)






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2006年にスピードマスターがモデルチェンジし、新しいスピードマスターに生まれ変わりました。(スピードマスターデイト)…

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